今回はこんなお悩みの方の為に記事を書きました。
本記事の内容
- 期間工の運搬の仕事内容
- 期間工の運搬のきついところ、楽な所
- 運搬の仕事が嫌だった時、どうするか
- 私が期間工でやった、運搬の仕事の感想
期間工の運搬の仕事って聞くと、重たい荷物を運びそうできついイメージがあるでしょう。
結論から言うと、運搬の仕事といっても、工場によっていろいろですし、同じ工場の中でも運搬の仕事は色々あります。
それでも、土木やとび職のような本当の重量物を運ぶ仕事は期間工では、ほぼありません。
機械化の進んだ工場では、運搬の仕事でも機械の手助けをする運搬の仕事が多く存在します。
今回の記事で、いろいろある運搬の仕事をお伝えしますので、期間工の運搬の仕事についてご理解いただければ幸いです。
期間工の運搬の仕事の内容を解説
【結論】重量物を人力でがっつり運ぶ仕事はほぼない、重量物は機械が運ぶ。
期間工の運搬の仕事は、重たい部品などを長い距離を人力のみで運ぶことはほぼありません。
ほぼありませんと書きましたが、正確には最近は期間工の工場でそんな仕事をやっているのは見たことも聞いたこともありません。
もちろん、私の知らないところで、そういう仕事がある可能性も無視はできませんが、さんざん期間工の工場で働いている私ですので、それほど間違いはないと思います。
期間工の運搬の仕事の例
- 機械が運搬する手伝い
- 部品の小移動
- 台車に乗せて移動する
- フォークリフトを使った運搬について
ひとつづつ解説していきます。
期間工で機械が運搬する仕事の手伝い
重量物を大量に運搬するのは機械が得意。
機械は同じ部品を大量に運ぶのが得意なため、多くの工場で機械化が進んでいます。
反対に機械は細かい作業が苦手なので、人間が手伝うのはそこの細かいところです。
機械で多くの荷物を運搬して、人間は機械が苦手な所をサポートする。これが期間工の運搬です。
リコーでは自動ロボットがコピー機を運搬する
リコーで働いている時、コピーの運搬の多くを自動のロボットが運んでいました。
期間工の人はロボットが運搬する手伝いをしていたので紹介します。
期間工で働く人がやる運搬の仕事は、コピー機がロボットの認識しやすい場所に並べること。
コピー機にはキャスターがついているので、軽く押せばいい程度です。
リコーでの運搬の仕事はコピー機を押して、自動ロボットの手伝いをする仕事が楽で、いい仕事でした。
キャスター付きのコピー機を押して小移動させるリコーの運搬の仕事は楽目の仕事。
期間工での運搬の仕事は小移動の運搬が多い
期間工で重たい部品などを運ぶことが有っても、少しの移動だけ。
期間工の工場の中では、重隊荷物はラインで流れていくので、人間の力で運ぶ事はほとんどありません。
もし、動かすことがあっても、短い距離だけ、運搬の仕事が大変じゃないかと心配する必要はないと思います。
車体製造の期間工で働いている時にプレスの工程で働きました。
でもプレスの仕事するのはあくまで機械。
私は機械の操作と監視。あとはプレスされた薄いアルミを別のラインに送り出す。
現場ではプレス運搬と呼ばれていました。
軽いから、別にきつい仕事ではありませんでした。
聞いただけだと、プレスで力使って運搬して大変そうだと思いましたが、実際にやってみるとそうでもないので、知らない仕事を想像だけできめるのはよくないです。
台車で運搬する仕事
台車に部品を乗せて運搬するのは移動自体は楽でも、収納などがきついかも。
台車を使って運搬する仕事は移動自体は楽でも、台車に乗せたり、台車からおろし収納する作業がきつい運搬もあります。
台車での作業も楽目の仕事もあれば、きつい仕事もある。
実際にやってみないと本当にきつい仕事かどうかは分からない、これは残念ながら仕事やってみるまで分かりません。
期間工で働いてフォークリフトの仕事はできるのか？
【結論】期間工で働いてもフォークリフトでの運搬をする事はない。
フォークリフトでの運搬の仕事は資格は必要ですが、体力的には楽なので給料も期間工よりずっと低いです。
高い給料を払っている期間工の人に楽な仕事をさせることもないので、希望してもフォークリフトでの運搬の仕事をすることはありません。
フォークリフトの仕事をしたいときは、期間工の応募ではなくフォークリフトの求人から応募しましょう。
期間工の運搬の仕事できついこと
【結論】体の負担は少ないが、長い間 運搬の仕事をしていると、腰痛になりやすい。
重たい荷物の運搬はほぼありあません。なので大きな体の負担になることもありません。
でも、何か月も同じような仕事をしていると、負担が蓄積して、怪我などしやすくなります。
スバルの期間工をやっている時に、５ｋｇもないバンパーを組み立てしている知り合いがいました。
バンパーは軽い部品で毎日たくさん運んでいましたが、特に体調に変化もありませんでした。
ですが、ある日 運搬意外の作業中にぎっくり腰になり、期間工はやめて、別の仕事に就くようになりました。
バンパーの運搬が直接の原因かどうかは分かりませんし、身体にどれだけ負担になっていたかもわかりずらいです。
それでも、運搬の仕事を長くやっている人は怪我をしやすい傾向にある気もします。
軽い荷物の運搬でも、長く続けていると腰痛になりやすくなる事もあるので注意しましょう。
期間工の運搬の仕事をしたくない時の対処法
希望しなくても、工場の事情で運搬のしごとに就くときもあります。もちろん我慢して働くのもありですが、やるべき手段はあります。
運搬の仕事に就かされたと、あきらめるのは早い。いろいろ試す方法はあります。
運搬の仕事ができないと判断した時の対処法
- 工場の上司に相談する
- 他の期間工を探す
運搬の仕事が大変なら上司に相談する
基本的に期間工の仕事は個人の希望で配置を換えることはできません。
工場側からみたら、いちいち希望の配置を聞いてたら、仕事になりません。
適性や性別、年齢などを考えて、希望は聞かずに期間工員の配置を決めます。
それでも、運搬の仕事が嫌なら、他の配置にしてくれるよう、相談するべきです。
ただ、『運搬はきついから嫌』とかいう理由では聞いてもらえません。
最近腰痛になりだした、などの健康が悪いことを理由にして、配置を変えてもらうように頼みましょう。
健康面での不安を理由にすると、運搬の仕事から体に楽な仕事にかわることは、まーまーあります。
どうしても運搬の仕事が嫌なら、別の期間工を探すのも一つの手段
どうしても、期間工の運搬の仕事が耐えられないなら、他の期間工を探すことも手段の一つです。
基本的に、期間工は契約期間の途中でも辞めることはできますが、期間工紹介サービスを使っていると次の期間工にすぐ移るのは難しい。
次の期間工に移りやすくするためにも、契約期間の間は続ける方がいいです。契約期間は２カ月や３ケ月の期間工もあるので、期間の短い期間工を選ぶといいかもしれません。
期間工の運搬の仕事についてのまとめ
期間工の運搬の仕事の概要
- 運搬の仕事は機械がやっているので、人間が運搬するものは少ない
- 機械の手伝いや、機械の操作が運搬の仕事の工場もある
- 重たいものを運ぶ機会は少ないので過度に心配は不要
期間工の工場はどこも機械化がすすみ、人間の力で作業する仕事はどんどん少なくなっています。
自分にあった期間工を探すようにしましょう