今回の記事は期間工に興味はあるけどいろいろ不安に思っている人のために書きました。
期間工以外も含めて、工場での仕事を20年以上やっている私の思いや、経験をお伝えします。
私個人の感想や主観がたくさん入っていますので、まるまるうのみにせずに参考程度にしてください。
本記事の内容
- 期間工は本当に楽しいのか?
- 期間工のつらいところは何?
- 他の工場仕事との違い
期間工で実際に働いた生の意見や現状をお伝えするので、期間工の楽しさをお伝えします。
もくじ
期間工の仕事は本当に楽しいのか?
結論:仕事だから基本楽しいわけではないが、体が健康であれば楽しく働くことができる
確かに仕事が嫌になって辞めていく人はいますが、私は嫌なことも楽しいと思えることもありました。
結論からいえば私のようにあまり技術や資格があるわけではない人は、ある程度のきつい仕事で満足のいく給料をもらう必要があります。
体が健康でお金あればそこそこ楽しく生活できるので、多少きつい仕事があっても楽しみながら仕事ができるのが期間工です。
なんといっても給料がそこそこもらえるから楽しい
毎月の給料よりも一番うれしいのは満了金もらった時
工場によっては満了金が出る期間工があります。ボーナスに近いお金なので、もらうときはとてもうれしいです。
トヨタの期間工であれば、少しの残業で年収は400万円を超えます
無資格無学歴の人がこれだけもらえるのはそうそうありません。
電子製造系の期間工でも300万円は超える期間工が多いので、楽目の期間工を選ぶのも選択肢の一つとして考えたいところです。
きつい工場の仕事=高い時給
この構図は今でも正しいです。時給1200円くらいの割と楽な工場の仕事もあるので候補の一つとして考えましょう。
車体製造の期間工は最近は楽になったが、まだきついイメージが強いのか人気はいまいちです。
人気になればなるほど、時給は低くなるので、まだ時給の高いうちに働いておくのもいいと思います。
たまにはある、仕事での楽しいところ
私の働いていた工場では年末に掃除を行いました。きつい仕事はあんまりなく、箒で掃いたり、モップで拭いたり・・
年末の大掃除、1日の仕事は掃除だけ。超楽な仕事でした。
きついことはあんまりない仕事の日です。掃除が早く終わっても1日分の給料くれたりしたのでハッピーな年末になります。
そこで1年の仕事のおさめになるのでみんなが気持ちよく仕事をおえることができました。
いつもは、汗かいたりしてきつい仕事も多いのでこんな日があると、また休み明けから頑張ろうかなとかすこしだけ思います。
工場も仕事に緩急をつけてなるべくストレスがたまらないように工夫しています。
良い職場環境であれば働く人も長く続けてくれるので、基本的に期間工の工場は良い職場が多いです。あんまりビビる必要はありません。
人付き合いが楽しい
人付き合いが苦手な人は無理に関係を作ろうとはせずに、気の合う人とい関係を作ろう
職場のひと全員といい関係を作ろうと思ったら、大変です。
人付き合いが得意でない人は無理せずに、かんたんな挨拶はしっかりとやるけど。基本は自分と気の合う人と良く話すようにしましょう。
もちろん、仕事で必要な最低限度のコミュニケーションは必要ですが、気の合わない人と無理して会話する必要はありません。
無理するのが一番危険。
苦手そうな人と無理して話をしようとすると、相手にも無理してるのがわかるので、どうも調子が悪くなります。
こんなちょっとしたことから、ストレスや仕事のトラブルはだんだん大きくなっていきます。
楽しい職場の人付き合いするには、最低限度のコミュニケーションや挨拶はしっかりやるけど、基本雑談するのは自分の気の合う仲間のみ。
期間工のつらいところ
- 怪我したり、体をこわしたり、体の不調
- 人間関係が悪くなる
- 思ったよりも貯金ができない・・人が多い
もちろんあります期間工のつらいところ。ひとつづつ解説していきます。
期間工は怪我しやすい仕事ではないが・・・
無理して仕事ができなくなって、どうしてもやめるひとがいるのはとても残念なことです。
- まだ、我慢できるうちに、体の痛いところを言っておきます。
- 工場の人もその段階で代案の仕事を考えryことができます。
- 本当に痛くなってきたら、続けるのが無地かしいことを伝えます。
- あらかじめ、予想しているので人材配置の転換もスムーズにできます。
限界まで頑張って急にできませんでは、工場の人も困ってしまいます。
報告相談は早めに実行するをこころがけましょう。
期間工は大きな機械が動いていますが安全管理もしっかりしているため、機械にまきこまれて大きな事故が起こることは現在ではあまりありません。
それでも、体を使って1日中仕事をするラインもあるので体に負荷がたまってケガする人はいます。
- 体をかがめたり、しゃがんだりの繰り返しで腰を痛めやすい
- インパクト等の工具を使うのでばね指になりやすい
- 手先で作業の多い期間工の仕事は腱鞘炎になりやすい
ケガや病気などに共通して言えるのは、無理しないこと。早めに申し出たほうが工場も対処しやしく助かります。
腰痛になる人は多い
重量物の運搬や取り付けは機械化がすすんでいるので自分で持つことはと少なくなりました。それでも車体の部品組付けには車体の中に潜り込む動作を一日何回も行います。
とても重労働の部類に入ります。
車体の組付けラインンで仕事をする人は一定数腰痛になるひとがいます。
少し痛いくらいの腰痛は我慢して、激痛になった後に申し出てなくなく期間工をやめていく人も結構います。
腱鞘炎やばね指になる人が最近は多い
昔の期間工にくらべて最近は重たい荷物なんかを自分でもつことも少なくなったために、手や指の怪我をする人が多くなりました。
インパクトドライバーを使う事が多いので手のひら付近の怪我が多くなっています。
腱鞘炎は一度発症するとくせになりやすいので長期間の安静が一番の療養法だと思います。
余裕のある工場だと他のラインにいどうになったりすることも有りますが、小さい工場だたりすると、きつくても続けてしまう事になります。
残念ながら、無理して続けると症状があっかしていく事が多く、最終的に退職になる人も多くなります。
健康が一番なので無理しないで、身体のケアは十分に行う。長い間健康に働き続けるために必要なことです。
期間工でも働く人の一番の悩みは人間関係
期間工辞める原因はいろいろあるけど、原因を探ると人間関係の問題に行き着くことが多い
仕事がつらくなってきて辞めたいといってやめる人も、よくよく話を聞くと人間関係のトラブルから仕事が嫌になっていくことが多くあります。
といって退職希望する人も、周りの人間関係がわるくなっていったことから始まる体の不調もあります。
期間工以外の仕事でもそうですが、人間関係からのトラブルでストレスが溜まって仕事が嫌になることはとてもネック。
作業ラインで作業していても、最終的には人間同士のコミュニケーションが大切な仕事です。
他人とのコミュニケーションをとりたくないからと期間工の仕事を始めるのはおすすめできません。
最低限度の挨拶や笑顔で会話をキャッチボールするくらいで十分ですが、心の準備はしておきましょう。
期間工以外の工場の仕事は何が違うのか
結論:期間工ではない工場の仕事は車体製造の期間工より楽な仕事が多い
もちろん工場にもよりますが、普通の工場は楽めの仕事がおおく、車体製造の期間工はきつい傾向になります。
- 車体製造の工場の仕事は、きつい部類
- 電子部品の工場は基本涼しいし環境がいい
- 給料面は車体製造の期間工がダントツで高い
期間工は本当に楽しいかについて書きました
今回の記事では期間工の仕事に興味はあるけどなかなか踏み出せない人や本当のところをしりたいと思っている人に記事を書きました。
期間工の楽しいところはお金がもらえるから
これはやっぱり変わりません。給料がそこそこもらえるから楽しいわけです。
きつい職場でも、工場みんながなるべく楽しいと思えるような職場を作ろうと努力もしています。
無理せずにあなたも相手のことを思って仕事していれば、きっと楽しい期間工の仕事ができると思います。